歌手: スガシカオ
词:スガシカオ
曲:スガシカオ
夜のニュースでは
新しい年の話題で
明日のお天気も
ろくに伝えやしない
短い休みは家の中で過ごした
ポストの中には4 5枚の年賀状
通りすぎていく時間
止まったままの日々
あの日のぼくと
友達になってくれた人
名前も知らずに
それきりになった人
屁理屈ばかりで
吐き捨てたぼくの言葉を
あきれた笑顔で許してくれた人
いまさら便りのひとつ
書けるわけもないし
たとえば夜の地下鉄で
誰もいない雨の公園で
ぼくはもう一度だけ
君にあえるかな
カラぶりばかりで
みんなは笑っていたけれど
電話の向こう側で
味方してくれたこと
他人のせいにして
うつむくぼくの背中を
あの時無神経に押してくれたこと
やさしい人ばかりに
出会ったわけじゃないけど
たとえば朝のバス停で
ずっとあかない踏切で
ぼくはもう一度だけ
あなたにあえるかな
たとえば夜の地下鉄で
誰もいない雨の公園で
ぼくはもう一度だけ
君にあえるかな