歌手: スガシカオ
词:スガシカオ
曲:スガシカオ
今日母親がかってきた
赤くて大きなブラインドは
午後の日射しをさえぎって
部屋中を赤くぬりつぶした
誰もそんなこと
望んでるわけじゃないのに
赤い赤い
流れる血より赤い
となりの部屋で
ねむっている
父親をおこしにいくけれど
雨戸が全部しまっていて
どこにいるのかも
わからない
ぼくのかわりに
誰かがおこせばいいのに
くらいくらい
夜のヤミよりくらい
ぼくらはいつか
気付いてしまう
キズつけあって
こわれてしまう
何もない
日曜日の午後
それはぼくの思い過ごし
わるいことばかり思いつく
いつもの
日曜日の午後
ほんのささいな問題で
ふさぎこむのはもう沢山だ
いつかは消えてしまうこと
しぬまでついてまわること
いつもカバンがおもくて
うでがしびれてしまう
とおいとおい
見えないくらいとおい
ぼくらはいつか
気付いてしまう
キズつけあって
こわれてしまう
何もない
日曜日の午後
それはぼくの思い過ごし
わるいことばかり思いつく
いつもの
日曜日の午後
ぼくらはいつか
気付いてしまう
キズつけあって
こわれてしまう